03-02.国会議員

社会の仕組み・秩序に関わる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • 国政に関わりたい人
  • 国民の暮らしに貢献したい人
  • 立法や外交に興味がある人

1.国会議員の仕事とは?

国会議員は、選挙で主権者である国民に選ばれて、主権者の代表として国の政治に携わります。具体的には国会に出席し、税金の使い道や新しい法律などについて検討します。

国会議員には、衆議院議員と参議院議員がいます。そもそも国会とは、国民の生活に影響する法律や予算などを決める場であるため、その重要性ゆえに、同じ議題を、別の場で別の議員が話し合って慎重に決められるように、衆議院と参議院が設置されています。衆議院で決定したことを、参議院でもう一度話し合い、正式に決定する仕組みになっているのです。

国会議員は、問題を抱えている人たちから国に対する要望を聞き、その声を国会での審議に反映する役割を担っています。また、経済や外交問題などの専門家と共に、国が抱える財政上の問題や対外関係について改善策を打ち出し、法律として制度化させます。

2.国会議員の役割・資質とは?

国会議員の重要な役割は、国民の意見に耳を傾け、国民の生活がより良くなるように政治を動かすことです。

例えば、国民が納めた税金の使い道は、国民の生活の質が向上するようなものでなくてはいけませんから、国民1人ひとりの生活に過剰な負担がないように、また社会に不平等が生じないように、税金の金額や率を決める必要があります。

国民が不便を感じていることがあれば、その不便を解消するように法律を改正したり、新しい法律を作ったりします。

外交問題も重要です。国民が将来も安心して暮らしていけるように、外国と交渉して国の利益を守らなくてはなりません。

ほとんどの国会議員は、同じような政治思想を持つ議員たちで結成された政党に所属していますが、政党の方針や国会での決定に至る過程などについて、国民にきちんと説明することも、国会議員の役割です。

国会議員になると、毎日多くの人と会って話をします。様々な人の多様な意見に耳を傾ける心の広さと、自分の考えをしっかりと持つ心の強さ、そして、自分の考えをわかりやすく伝えるコミュニケーション能力が必要になってきます。もちろん、国民の意見と自分の考えを実現するための正義感や行動力、強い意志も必要です。

3.国会議員になるためには?

国会議員になるためには、衆議院または参議院の選挙に立候補して当選しなくてはなりません。立候補には年齢制限があり、衆議院議員は満 25 歳以上、参議院議員は満 30 歳以上と 定められています。

選挙ではこれまでの実績や知名度・人的ネットワークがものをいうため、国会議員の政策担当秘書として政治の世界に関わったり、官僚(上級国家公務員)として行政の分野で実績を積んだりしてから立候補すると、より多くの支持を得るチャンスがあるでしょう。

信念や意志を作るのは、経験と見識です。みんなの意見をよく聞き、みんなのために行動できる能力は、国会議員にとって不可欠なものです。

日本や国際社会が抱える様々な問題について、積極的に考えましょう。そのためには、今から社会科の勉強は不可欠ですし、政治学に限らず、福祉・教育・経済・外交など幅広い問題にも関心を持ちましょう。自分が最も興味を惹かれる分野を大学で専門的に学び、得意分野を身につけましょう。何より国会は立法府です。憲法と法律をしっかりと学びましょう。

POINT

  • 国政を動かす
  • 官僚や議員秘書の実績を積む と有利
  • 得意分野と政治的信念を持とう

関連情報

●衆議院・参議院

国会についての解説や、国会参観の案内 などを掲載している。衆議院と参議院で 個別にホームページが開設されており、 審議中継も行われている

オススメの1冊

『誰も書けなかった国会議員の話』

(川田龍平著/PHP新書)

国会議員のリアルな姿があますところ なく描かれている。参議院議員を務める 著者の政治への熱い思いと信念が伝わ る

歳費(国会議員の給料のこと)は年額 約2,200万円(手当を含めると総額 は約4,200万円)と世界最高水準

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