05-03.ツアーコンダクター

気配りと段取りで旅行者の快適な旅をサポートする

世界で活躍できる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • 気配りができ、頼りにされる人
  • 旅行好きで好奇心旺盛な人
  • コミュニケーション力に自信がある人

1.ツアーコンダクターの仕事とは?

ツアーコンダクターは、国内外のツアー旅行に同行して、スムーズで快適な旅ができるように取り計らう仕事です。添乗員とも呼ばれます。

旅行会社では、おもに次のような旅行商品を販売しています。

①修学旅行のように旅行する人(団体)から依頼を受けて旅の手配を行うもの。

②旅行会社が企画して参加者を募集するパッケージツアー(パック旅行)。

旅行の内容によってはツアーコンダクターが同行します。旅行の添乗を行うには「旅程管理主任者」の資格が必要です。ツアーコンダクターとガイドとの違いは、ガイドが旅先の観光事情に特化して案内サービスを行うのに対して、ツアーコンダクターは出発から帰着まで旅全体をサポートするということです。

就業形態は、派遣社員として働くことが最も多くなっています。おもにガイドや添乗員を派遣する旅行専門の派遣会社に登録し、旅行会社から依頼を受け、各ツアーに添乗します。登山技術や特定の地域の事情に詳しいなど、専門スキルがある優秀なツアーコンダクターは、旅行会社と直接契約して働くこともあります。また、旅行会社の正社員として普段は旅行会社の業務を行い、必要に応じてツアーの添乗をするというケースもあります。

2.ツアーコンダクターの役割・資質とは?

ツアーは安全で快適な旅ができることが前提です。年齢も背景も様々な参加者をまとめ、長いときには1カ月近くに及ぶツアーを引率するツアーコンダクターは、人当たりが良く信頼される人物であることが基本といえるでしょう。

ツアーコンダクターには、旅のスケジュールが順調に進むよう管理する役割と、参加者それぞれが楽しめる旅行になるよう演出するサービス業としての役割があります。

旅程の管理者としては、常に先々の行程を予想して細かな段取りを行い、いざという事態が起こったときには冷静に対処できる能力が求められます。海外旅行の添乗では確かな語学力も欠かせません。

また、赤ちゃんからお年寄りまで、ツアーに参加する旅行者は実に様々です。参加者の好みや要望に応じたケアや、おすすめスポットの紹介など、細やかな心配りとおもてなしの心(ホスピタリティ)が求められます。

3.ツアーコンダクターになるためには?

おもたる添乗員としてツアーに同行する場合は、観光庁の認定する「旅程管理主任者」の資格が必要です。国内外の旅行に添乗できる「総合旅程管理主任者」と、国内旅行のみに添乗できる「国内旅程管理主任者」の2種類があります。

資格を取得するためには、まず旅行サービスの専門学校や日本添乗サービス協会(TCSA)をはじめとする観光庁登録団体で研修を受け、旅程管理や旅行に関する法令を学びます。次に求められるのは実務経験です。実際のツアーに補佐として参加し、実地研修を行う場合もあります。これらによって「旅程管理業務を行う主任者証」が発行され、添乗の際にはこれを携帯することが義務づけられています。

ツアーコンダクターとして働きたい場合には、旅行サービスの専門学校で学んで資格を取り、添乗員派遣会社に登録して実績を積み重ねていくのが一般的です。国内海外を問わず、各地の地理や歴史、現状などを幅広く把握しておきましょう。

POINT

  • 旅行者のスムーズで快適な旅をサポートする
  • ツアー参加者を楽しませるホスピタリティが必要
  • 添乗員としてツアーに同行するためには資格が必要

関連情報

●日本添乗サービス協会HPツアーコンダクターになりたい人のための職業紹介ページもある。資格を取得するための研修情報も充実

オススメの1冊

『地球まるごと私の仕事場!』(芦原伸監修/枻出版社)ベテランツアーコンダクター20人へのインタビューで構成された添乗体験記

細やかな心配りが求められるツアーコンダクターの現場では、数多くの女性が活躍している

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