06-02.ペットショップスタッフ

毛並みの手入れから健康管理まで、ペットと飼い主をつなぎ、ケアする仕事

自然・動植物に関わる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • 動物のことを深く知りたい人
  • 人間と動物の共生に興味がある人
  • あらゆる生物に愛情を注げる人

1.ペットショップスタッフの仕事とは?

ペットショップでの業務は、動物の健康管理・しつけや給餌(餌をやること)・トリミング(毛を刈ること)やグルーミング(毛づくろい)・店内清掃や飼料販売など多岐にわたります。

ひとことでペットといっても、中規模以上のペットショップになると犬や猫の他、観賞魚や爬虫類など、様々な生体を取り扱います。スタッフはそれらの特徴を種別にきちんと理解したうえで、飼育にあたる必要があります。

さらに、種別だけでなく、気性や健康状態には個体差があります。特に健康管理については、糞ふん便べんの状態や鳴き声などから、体調を素早く察知できるようにしておく必要があります。業務の引き継ぎの際は必ず異変があった点を報告し、スタッフ全員でペットの健康状態の情報を共有します。清掃や消毒についても、怠るとペットの病気につながるため、1日のうちに何度も店内やブースの手入れを行います。

ペットの健康管理だけでなく、販売するのも重要な業務です。例えば来店客におすすめの犬種を尋ねられたときは、家族構成や生活スタイルをきちんと把握したうえで、最も適した1匹を紹介します。また、店舗によってはし・つ・け・教室などを開催して、販売したペットに関するアフターケアを行っているところもあります。

2.ペットショップスタッフの役割・資質とは?

ペットと飼い主は、長ければ10年以上のつき合いになるので、購入にはそれなりの決断が必要です。スタッフは飼い主が正しい選択ができるように、的確なアドバイスを心がけなければなりません。そのためには、ペットの種別による習性の違いや、大きくなったあとの世話にかかる負担についても知っておく必要があります。

また、飼い主が後々世話をしやすくするためにも、スタッフはペットをしつける必要があります。例えば子犬の場合、生後約45日以降というほぼ赤ちゃんの状態で飼育・販売が開始されますが、その時点でのスタッフのしつけや飼育環境が、ペットの習性を形成するのです。ペット好きな人にとっては、毎日動物と過ごすワークスタイルはこれ以上ない魅力的な環境です。

また、ペットだけでなく、店内で販売する商品についての知識も必要です。定番の商品もあれば、トレンドの商品もあります。例えばペットフードは健康状態や対象月齢によって購入すべき商品が異なります。利用客が正しく商品を選べるように、スタッフは陳列する商品情報をすべて把握しておく必要があります。

3.ペットショップスタッフになるためには?

ペットショップで働く人の大半は、専門学校で動物看護や飼育管理について学んでから仕事に就きます。ただし、専門的な資格は必要ありません。各団体・機関によってペット関連の資格が数多く発行され、中には「愛玩動物飼養管理士」など、持っていると就職に有利といわれる資格も存在します。ただ、これらは職業スキル向上のためペットショップスタッフとして働きながら取得する人も多く、就職に際して必須条件ではありません。

一方、特に就職に影響するといわれるのは、トリミングなどペット美容系の資格です。中には「ペット・グルーミング・スペシャリスト」のように、ペット美容関連の教育機関の卒業や実務経験が受験資格となる場合もあります。

トリミングやグルーミングなど、美容関連中心の業務に携わりたいと考えている人は、専門学校の選択肢も視野に入れておくとよさそうです。

POINT

  • 店舗でペットの健康管理や販売を行う
  • 飼育し、巣立っていく達成感を得られる

関連情報

●ペット情報総合サイトPETPETHP全国のペットショップ・動物病院・動物関連の専門学校が検索できるサイト。動物図鑑も掲載されている

オススメの1冊

『よくわかる犬種図鑑ベスト185』(藤原尚太郎編著/主婦の友社)国内で登録されている犬種に加え、登録犬種の最新データを収録。かかりやすい病気も掲載

各種統計によると犬、猫に次いで人気のペットは「金魚」である

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