06-27.花屋

自然・動植物に関わる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • 草花が好きな人
  • 体力に自信がある人
  • 配色のセンスがあり手先が器用な人

1.花屋の仕事とは?

花の仕入れ・世話・配達をしたり、花束を作ったりする仕事です。見た目は麗しいですが、実は意外とハードワークです。

まず、週に何度か早朝の花市場に花を仕入れに行きます。6時には花市場に着き、花を買いつけ、自動車に積み込み、店に運びます。最近ではパソコンを使って仕入れることもできますが、実物を見て確認できないため、花市場での仕入れも欠かせません。

店を開店したら、市場で買いつけた花に「水揚げ」をします。水揚げとは、水の中で茎を切ったり、茎をお湯で煮たりして、花に水を吸わせやすくする作業のことです。花によって方法が違うため、花の種類別に水揚げをしていきます。きちんと水揚げをしておかないと、花のもち44が悪くなるため、大量に仕入れた日は、水揚げ作業にかなりの時間がかかります。また、切り落とした茎や葉の掃除もあります。

水揚げが終わると、「水替え」をします。茎の下から2~3センチを切り落とし、枯れかけた花を取り除いてバケツの水を入れ替えます。花と水の入ったバケツを運ぶのは重労働です。鉢植えの花には水をやり、傷んだ花や葉と共に害虫を駆除します。

こうした作業の合間に接客をし、花束の注文があれば花束も作ります。花束づくりは、花屋の腕の見せどころの1つです。希望の色・花・予算や目的に合わせて、短時間で手早く仕上げなければいけませんから、配色のセンスと手先の器用さが必要です。店先に陳列する花束や仏ぶっ花かも毎日用意します。パーティー会場の飾り花や結婚式のブーケなど、イベント用の花のアレンジの依頼もあります。

また、花の配送の梱包・手続や花の配達もあります。このようなたくさんの仕事をこなし、さらに閉店後には売上金と在庫、必要な仕入れの確認もします。水替えなどでは店の外での作業もあるため、夏は暑く、冬は寒さがこたえます。このように、花屋の仕事は肉体労働もあり大変ですが、一方で毎日好きな花に囲まれて働ける喜びを感じることができます

2.花屋の役割・資質とは?

私たちは、誰かに感謝やお祝い・慰めや励ましの気持ちを伝えるために、花を贈ります。花を贈られて嬉しくない人はいないでしょうから、

しばしば花は人と人をつなぎます

また、私たちは、庭や部屋を花で飾ることで気持ちが明るくなり、元気になります。花は私たちの心を癒す存在でもあるのです。

花屋は毎日、新鮮な花々を店に並べ、美しい花束を作り、人々に提供することにより、人と人とのつながりを手助けし、人々の暮らしに彩りを与えているのだといえるでしょう。

3.花屋になるためには?

花屋になるために特別な資格は必要ありませんが、花やフラワーデザイン、店舗経営の知識があると有利です。農業大学や、大学か短大の園芸学科に進むとよいでしょう。また、専門学校の中には、フラワービジネス科など、花の知識から店舗経営のノウハウまで幅広く学べるところもあります

学生のうちから、花屋でアルバイトをするとよいでしょう。花屋では、アルバイトでも店員らと同じように水揚げ・水替え・接客などの仕事をします。そういった基本の仕事を覚えたら、花束づくりも教えてもらえますし、市場での仕入れにも同行させてもらえるなど、やる気次第で花屋の様々な仕事を経験できるはずです。

POINT

  • 仕入れ・水揚げ・接客・花束づくりなどの仕事がある
  • 肉体労働が多い
  • 花屋でのアルバイト経験を積もう

関連情報

●花のお悩み解決サイトBlumelebenHP花屋の店長経験者が運営する花の情報サイト。花に関する様々な情報の他、花屋の仕事内容・学校の選び方・独立の仕方などを詳細に解説している

オススメの1冊

『はじめての「お花屋さん」オープンBOOK』(バウンド著/技術評論社)花の仕入れ方・陳列の仕方・人気店のノウハウなど、花屋の経営に必要な知識を網羅的に解説する

花屋のスタッフはアルバイトや派遣・契約社員が多いが、収入・経験の両面からも正社員を目指そう

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