06-28.植木職人

自然・動植物に関わる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • 木や草花が好きな人
  • 体力に自信がある人
  • 屋外作業が好きな人

1.植木職人の仕事とは?

木の刈り込みや植樹などをする仕事です。具体的には次のようなものがあります。

植木は、伸びた枝が互いに絡み合うようになると、見栄えが悪く、病害虫が発生しやすくなります。そこで、植木職人が定期的に枝や葉を刈って剪定し、整形します。

また、木や草花は消毒をしておかないと害虫がついたり病気になったりするため、害虫や病気が流行する時期の前には消毒をしておきます。

また、雑草が茂ると見栄えが悪くなり、木や草花の栄養が雑草に奪われてしまいます。定期的に除草もし、しっかりと花や実をつけるように、肥料を与えていきます。

素人が木を自分で動かすのは大変です。木に傷がつかないよう、移動するのにも熟練した技術が必要です。木の移動や広い面積での草花の植え替えなどがある場合は、事前に庭を下見してリフォームの計画書と見積書を作り、依頼主のイメージどおりかどうかを確認してから、仕事に取りかかります。また、芝生を病気や害虫から守るため、雑草を取り除くなどの手入れもします。

植樹会社や造園会社など、会社組織化している場合、これらの様々な仕事の多くは、企業や役所の管理している庭園が対象です。一方、植木職人が個人で営業している場合は、個人の自宅の庭木の剪定がおもな仕事です。

季節を問わず外で働きますから、体力が必要です。雨の日は休みになりますが、雨が続けば収入が減ってしまうので、天候や季節に左右される仕事です。

梯子に登り、高い場所での剪定作業もあるため、高所での作業に慣れておくと有利でしょう。

2.植木職人の役割・資質とは?

植木職人は、切った枝が伸びたあとの姿をイメージしながら、見栄えの良い姿ができるだけ長く続くように計算して剪定していきます。植え替えをするときも、木と木の相性・木と草花のバランスなどを考えて行っています。

人は庭に季節の移ろいを感じます。また、庭の木や花が、近隣の人たちをつなぐ話題にもなります。庭の前を通り過ぎていく人も、形の良い木や、木の実・木の花・草花を見て季節を感じ、心を癒されることがあります。植木職人は、植木と庭の手入れを通じて、人々の心を癒す役割を担っているといえるでしょう

3.植木職人になるためには?

植樹会社や造園会社に就職するか、親方に弟子入りして仕事を教えてもらいます。造園学科のある大学・短大・専門学校で基本的な知識と技能を学んでから、就職するのもよいでしょう。

植木職人の仕事は、体力勝負の世界です。日頃の運動を心がけ、強い体づくりに取り組みましょう。特に、足腰の強さは、植木職人にとって大きなメリットとなります。

加えて、就職先や弟子入り先によっては、職人世界特有の上下関係のしっかりした「徒弟関係」を非常に重視する場合があります。仕事を始めた最初の頃は、掃除や草取りといった下働きの仕事がほとんどかもしれません。一人前になる日を目指して、辛抱強く仕事を覚えていくことが大切となるでしょう

一方で、しっかりとした技能と経験を身につけることで、独立の道も開けていきます。独立後は自ら進んで顧客を開拓していくことのできるコミュニケーション能力や事業者としての経営感覚も重要です。

POINT

  • 剪定・除草・植え替え・芝の手入れなどをする
  • 真夏や真冬の屋外作業では体力が必要
  • 植樹会社や造園会社に就職する

関連情報

●日本造園組合連合会HP造園についての用語解説などの情報を掲載している

オススメの1冊

『庭木の自然風剪定』(峰岸正樹著/農山漁村文化協会)現役の植木職人が基本の剪定技術をまとめた剪定の指南書。剪定の技術の世界がわかる

植木職人の日当は2万円前後(地域差あり)。たくさんの収入を得るには請け負う仕事の量が重要となる

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