01-24.介護福祉士

生活の不自由をサポートし、自立を支援する仕事

人の役に立つ仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • 相手の立場で物事を考えられる人
  • 冷静に物事を判断できる人
  • 人を楽しませることが好きな人

1.介護福祉士の仕事とは?

介護福祉士とは、身体的・精神的な障がいで日常生活に支障をきたしている人のサポートをする仕事です。食事や排泄・入浴・衣服着脱や買い物など、そのサポートは生活全般に及びます。活動場所は、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設などの介護福祉施設の他、在宅介護サービスとして、自宅で暮らしている人を訪問してサポートするデイケアを行うパターンもあります。

介護福祉施設で働く場合は、多くの利用者のサポートをするため、個人間で偏りがないように注意する必要があります。また、利用者によって障がいのレベルは違うので、誰がどの程度の介助を必要としているか把握しつつ、自立の妨げにならないように介護のバランスを考えることも重要です。経験や技術によってスタッフ間でも能力差が現れますが、細かなミーティングで情報を共有し、チーム体制で利用者をサポートしていきます。

勤務形態は様々ですが、入所施設の場合は夜勤もあり、 24 時間体制で利用者を支えるのが一般的です。

2.介護福祉士の役割・資質とは?

医師や看護師が「治療」に重点をおく仕事だとすると、介護福祉士は障がいと共に生きていくことをサポートする「介助」が業務の中心です。料理・掃除・洗濯といった基本的な家事業務はもちろん、快適な入浴準備や食事のペース、興味のある話題など、利用者に応じてより快適なサービスを提供することが求められます。ただ、あくまで介助であることを忘れず、利用者の自立を支援できるように感情に流されず冷静に判断する力も求められます。

利用者の健康管理も重要な業務の1つです。食欲や顔色、体温や脈拍のチェックは欠かせません。メモ帳を持ち歩いているスタッフも多いです。

また、利用者が楽しく過ごせるようにレクリエーションを提供することもあります。手芸やカラオケ大会など、どうすれば利用者がいきいきとした時間を過ごせるかを常に考えながら業務を進めます。人を楽しませることが好きな人にとっても、やりがいを感じられる仕事といえそうです。

3.介護福祉士になるためには?

介護福祉士になる介護福祉士は「社会福祉士及び介護福祉士法」という法律にもとづいて受験資格が設定されている国家資格です。2015年度試験より何らかの養成施設の教育課程を修了しなければ、試験を受験することができなくなります。2012年度以降に養成施設に入学した者、実務経験を積む者のほとんどにこの新制度が適用されることになります。資格を持たずに介助を行う人もいますが、基本的には資格保有者か、資格取得を前提として実務経験を積む人以外、採用を見送る介護福祉施設が大半です。

資格取得には様々な方法がありますが、おもな方法としては2つがあります。1つは養成施設(福祉系大学・短大・専門学校)で 2 年以上の教育課程を経て、国家試験を受験する方法です。もう1つは、 3 年以上の実務経験を積み、さらに養成施設で 6 カ月以上の課程を経て、国家試験を受験する方法です。施設で働きながら、通信制や夜間コースで課程を修了して資格取得を目指す人は後者になります。

また、実務経験 3 年の内訳は、540日以上の介護業務の従事であり、対象施設も介護保険法などにより認可されている機関にのみ該当したりと、条件は厳しく設定されています。事前に認められるかどうか把握しておくことが重要です。ためには

POINT

  • 日常生活に支障をきたす人の サポートを行う
  • 「 介助」するという意識が前提 となる
  • 働きながら資格取得を目指せる

関連情報

社会福祉振興・試験センター HP 

資格取得のルート図や過去の試験問題 をチェックできる。出題基準や合格基準 も掲載されている

合格率:64.4%(第25回・2013年)

オススメの1冊

『ヘルプマン!』

(くさか里樹著/講談社)

老人ホームで働く青年を主人公とした 漫画。介護現場のイメージを把握してお く参考材料になる。推薦図書に指定して いる福祉系学校も多い

2015年度の制度改正までの経過 措置もあるなど、資格取得のルート は様々。新旧制度の違いに注意!

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