07-01.料理研究家

様々な角度から料理を研究・紹介し、世の中へ広めていく仕事

食に関わる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • 探究心のある人
  • 情報を発信するのが好きな人
  • 料理で人を喜ばせたい人

1.料理研究家の仕事とは?

料理研究家という仕事は、非常に漠然としています。例えば、テレビの料理番組に出ている料理人やレシピ本を執筆している著者、料理教室の講師も料理を教える立場において料理研究家です。町のレストランのシェフや板前さんでも、食べ物のおいしさや新作料理を追究していれば料理研究家でしょうし、テレビや本で料理を美しくおいしそうに見せるフードコーディネーターも見た目に関する料理研究家でしょう。

つまり、料理研究家とは、その人の立ち位置によって大きく仕事内容が変わるのが1つの特徴です。料理教室の先生であれば、いかに具体的で簡単に、家計に優しい料理の作り方を教えられるか、創作料理のシェフであれば、旬の食材をどうすればよりおいしく、喜んでもらえる料理に仕立てられるかといった事柄を日々考え、試作と試食を繰り返して一品一品を完成へと近づけていくのが、大きな仕事です。

また、試行錯誤の末に完成した一品を、どのような形で世に送り出すかを考えることが大切です。テレビや本で紹介するのか、インターネットで公開するのか、なじみの客に試食してもらってメニューに載せるかどうかを決めるなど、最適な形で世の中へ送り出そうと模索し、実行します。

世の中のあちこちで日々新しく料理が創り出される中、自分の一品をより多くの人に知ってもらうためには積極的な営業活動も重要な仕事の1つです。

2.料理研究家の役割・資質とは?

仕事内容が幅広いことから、求められる役割もその人によって違います。簡単で経済的な家庭料理がよいのか、家では食べられないおいしさを追究するのか、あるいは健康に重きをおいて栄養素を考慮するのが大切なのか。こうした自身のスタンスに合わせて根気強く、日々努力を重ねることが料理研究家の“最大公約数”といえます。探究心と努力、上昇志向を持つことが必要です。

また、相手を楽しませる会話力や要望を十分に引き出すことができるコミュニケーション力も重要なスキルの1つです。

食材について追究したい人にとっては、旬の食材や産地直送の新鮮な状態である食材を口にできる点は、大きなメリットかもしれません。同じ野菜でも1つひとつ微妙に異なる味を自分の舌で味わい、それをどう活かすか、うまみをいかにして引き出すかと考えることは、料理の道を目指す人にとって醍醐味であり、1つの試練でもあります。

3.料理研究家になるためには?

料理研究家には、決まった資格や学科、スキルは存在しません。名乗ることは自由ですが、生活の糧にするのは非常に難しいのが現実です。まずは自分のスタンスをしっかりと確立することです。ただし、「作ることが好き」だけでは足りません。例えば、フランス料理を極めたいのならば、フランスへ留学するためにフランス語やフランスの文化・風習を学ばなければなりません。シェフや板前を目指すなら、早い時期から弟子入りをして修業をすることも必要です。健康をテーマとするのであれば、栄養学や生理学、衛生学などを学ばなければいけません。フードコーディネーターであれば、美的感覚を磨くために美術系の道へ進むのも良い選択肢でしょう。

いずれにしても、自分は料理のどんな側面が好きなのかを早い段階で見極め、それに合わせたスキルを伸ばしていくのが近道です。また、日本を含め世界各地に独特の食文化があり、特定の食材を禁忌としている文化もあります。文化面での深い教養を持つ努力も必要でしょう。

POINT

  • 資格は必要ないが、幅広く料理に携わることができる
  • 自分のスタンスを明確にすることが大事
  • なりたい将来像に合わせた進路を選択しよう

関連情報

●管理栄養士国家試験関係(厚生労働省)HP 

管理栄養士国家試験の実施要項や試験科目、過去の試験問題と解答などの情報が掲載されている

オススメの1冊

『森崎友紀の野菜ごはん&スープBOOK』

(森崎友紀著/主婦の友社)

野菜ソムリエの資格を持つ著者が、野菜を手軽に食べられるレシピを紹介。料理づくりを研究する参考にもなる

絵画や映画、演劇などの芸術を幅広くを積極的に鑑賞して、色彩や表現力を学ぼう!

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