07-03.調理師

食に関わる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • すぐれた味覚を持つ人
  • 食事や料理で人を喜ばせたい人
  • 創造力と研究心を持った人

1.調理師の仕事とは?

食に携わるプロとして、日本料理・西洋料理・中華料理など料理のジャンルに応じて、レストランやカフェなどの飲食店、ホテル・旅館などの他にも、学校・病院・介護施設の給食調理・食品開発の分野で料理を作る仕事です。

料理の仕事は、技術の有無によって待遇に大きく差が出る世界です。どの料理ジャンルであっても、最初は見習いとして下働きをしながら仕事を覚えていきます。そこからステップアップしていくことで、任される仕事も大きくなり、活躍の場を求めて転職の幅も広がります。独立開業の道も開けるため、確かな技術を身につけてしまえば自由度の高い職業といえるでしょう。

ただ一方で、レストランなど飲食店で働く場合、勤務時間は長くなる傾向にあります。特に、新人として働き始めたばかりの頃は、調理の仕込みから後片づけまですべてこなさなければならないからです。学校給食や社員食堂などでは勤務時間が定められていますが、やはり職場によって勤務時間に差が出てくるといえるでしょう。

調理師の仕事は、基本は料理をすることですが、それに加えて食材の仕入れや新しいメニューの考案などを求められることもあります。自分の店を持った場合には、さらに経理・雇用・宣伝など経営全般に携わる必要があります。

2.調理師の役割・資質とは?

調理の仕事には、調理技術はもちろんのこと、食品と栄養・衛生に関する知識が欠かせませんが、そもそもおいしいものが好きで、おいしさで人を喜ばせたいと思う人に向いている仕事といえるでしょう。

料理で人を喜ばせるためには、新しいメニューを考えることや、もっとおいしくするための創意工夫、より美しく盛りつけることなどを考え続けていくことのできる創造力と探究心・向上心が求められます。また、万が一にも食中毒などが起きないよう、徹底した衛生管理の意識が必須です。

3.調理師になるためには?

調理師になるために資格は必要ありません。ただし、レストランやホテル・企業・病院施設などで働く調理師を目指す場合には、調理師免許を持っていることが採用条件になっている場合があります。調理師免許は国家資格の1つで、免許を持っていることで資格手当が支給されることもあります。

調理師免許を取得するためには、「厚生労働大臣指定の調理師養成施設」(調理師専門学校・「調理科」のある短大など)で学ぶ方法か、または実務経験を積んだあと、調理師国家試験に合格する方法をとる必要があります。

調理師専門学校で1年以上(夜間は1年半以上)学ぶと、一定の調理の知識と技術を身につけたことが認められ、卒業後には無試験で調理師免許が交付されます。

一方で、調理師専門学校以外に進んだ場合でも、飲食店や給食施設などでの実務経験を2年以上積むことで、調理師国家試験の受験資格を得ることができます。試験は各都道府県単位で実施され、栄養学・食文化論・食品衛生学・調理理論などから出題されます。

日本料理の調理師(板前)や寿司・そばなどの調理師を目指す場合は特に、資格もさることながら実際の調理経験が重視されます。お店での修業を通して技術を身につけていくことが求められます(ふぐの調理に必要な「ふぐ調理師免許」を取得するためには、調理師免許を持っていることが条件になります)。

POINT

  • お店での修業によってスキルアップする人も多い
  • 調理師専門学校で1年以上学ぶと試験を受けずに調理師免許が取得できる

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(新宿調理師専門学校監修/主婦の友社)

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調理師が技能検定に合格すると、専門調理師・調理技能士の上位資格が得られる

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