07-04.パティシエ

食に関わる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • お菓子づくりが好きな人
  • 根気と体力のある人
  • 造形センスのある人

1.パティシエの仕事とは?

洋菓子やデザートを作る仕事です。洋菓子の種類は豊富で、パティシエは伝統的な洋菓子の作り方をひと通り身につける必要があります。洋菓子には、ケーキ類だけでもスポンジケーキ・バターケーキ・パイ・タルトなどがあり、その他にもクッキーなどの焼き菓子・アイスクリーム・チョコレートなど多種多様です。これらを組み合わせておいしいお菓子を作り、さらに造形やデコレーションにも工夫を凝らした、見た目にも美しいお菓子づくりに取り組みます。

パティシエの仕事は、パティスリー(洋菓子店)でのお菓子づくりの他にも、レストランやホテルでのデザートづくりや、メーカーで商品開発に携わることなど様々です。磨いた技術を活かしてカフェや料理教室を開く人もいます。

店舗では、開店時間までにひと通り商品を用意しておく必要があるうえ、菓子の材料にはフルーツやクリームなどの鮮度が大切な食材も多いため、パティシエの仕事は朝が早いことが普通です。魅力あふれる商品を豊富に取りそろえ、季節ごとの新たな商品の開発にも取り組みます。

2.パティシエの役割・資質とは?

パティシエには、同じ品質の製品を毎日作り続ける根気強さが必要です。同時に、常に新しい商品を作り出し、研究と試作を繰り返す向上心も求められます。製菓技術の他にも、造形美を生み出す美的センスが不可欠です。

厨房では、お菓子づくりの複雑な工程を分担して進めることも少なくありません。先輩のパティシエや仲間とのコミュニケーションも大切です。独立して自分の店を開くなら、販売と接客スキルも欠かせないでしょう。コーヒーや紅茶など、お菓子と共に提供される飲み物についての知識も身につけておくとよいでしょう。

3.パティシエになるためには?

パティシエは、調理師専門学校や製菓専門学校で体系的に知識と製菓技術を学んだのち、洋菓子店やレストラン・ケーキ工場などで働くのが一般的です。有名パティシエのもとで直接指導を受けて修業する人もいますし、フランスやドイツなど洋菓子の歴史と文化を持つ国に留学して経験を積むという手段もあります。専門学校には、フランスの有名レストランや製菓学校への留学コースを用意しているところもあります。

パティシエになるために取らなくてはならない資格はありませんが、お菓子づくりを職業とする人のために「製菓衛生師」や「菓子製造技能士」という資格があります。資格を取得していれば、一定の知識と技術を備えている証になるため、就職時やその後の待遇面で有利になるでしょう。

製菓衛生師は、食品を取り扱ううえで不可欠な衛生の知識を持つと認められた人に与えられる国家資格です。高校卒業後、製菓衛生師養成施設で1年以上学ぶと受験資格を取得できます。試験では栄養学・食品衛生学・製菓理論などの学科試験に加え、製菓実技試験にも合格しなければなりませんが、この資格を持っていると、独立して店を開く場合に必要となる「食品衛生責任者」の資格を取るのが簡単になります。

菓子製造技能士は、お菓子づくりに関する技能検定制度の1つで、都道府県が実施している資格試験に合格することで取得できます。一定年数の実務経験(1級は7年以上・2級は2年以上)が必要な資格試験であるため、菓子製造の経験を積んでからステップアップするための目標となります。1級と2級それぞれで洋菓子製造と和菓子製造に分かれており、それぞれに筆記試験と実技試験が課されます。

POINT

  • パティスリーやレストランで洋菓子を作る
  • 職人として日々の努力と創意工夫が求められる
  • 製菓衛生師・菓子製造技能士などの資格があると有利

関連情報

●お菓子何でも情報館(全国菓子工業組合連合会)HP

お菓子の種類・歴史から生産・消費の統計データまで様々なお菓子の情報を掲載

オススメの1冊

なるにはBOOKS『パティシエになるには』

(辻製菓専門学校著/ぺりかん社)

現役パティシエのインタビューを交えて、パティシエの世界を詳しく解説

パティシエはフランス語で「男性の製菓職人」の意味。女性はパティシエールという

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