08-27.システムエンジニア

乗り物やITに関わる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • コンピュータのプログラムに興味がある人
  • 創意工夫が得意な人
  • マネジメント能力がある人

1.システムエンジニアの仕事とは?

コンピュータを使ったシステムを作るのがシステムエンジニアの仕事です。

システムとは、「コンビニエンスストアでお金や商品を管理する」「全国のATMで自分の銀行口座からお金を引き出せる」「インターネットで買い物ができる」など、一連の仕組みをもって働くコンピュータのプログラムのことです。システムエンジニアは、これら大小様々な規模のシステムを設計・開発し、運用・メンテナンスも行います

システムエンジニアの仕事の流れを見ていきましょう。まず、顧客企業の要望を聞き取り、何をすべきなのかを明確にします。「業務を改善したい」という漠然とした要望であっても、業務分析を行ったり、同業他社の事例を参考にしたりして、「顧客が何を求めているのか」を明確にし、「どんなシステムを作ればよいか」という具体的な提案を行います。

顧客の要望と作るべきシステムが明確になったら、次はシステムの設計を行います。費用の見積もりを出し、スケジュールを組んで、仕様書を作成します。仕様書とは家を建てるときの設計図にあたります。これをもとにプログラマーがプログラムを作成していきます。

プログラムが完成すると、各プログラムの検査、プログラムどうしがうまく連携しているかの検査、システム全体の検査など確認作業を行い、不具合がなければ納品となります。納品後も運用方法を説明したり、トラブル対応をしたり、改善を行うなどの仕事があります。

企業の業務に関わるシステム開発には、業界や業務に関する深い知識が必要なため、システムエンジニアは専門分野を持っていることが多いです。コンピュータ会社・システム開発会社・ソフトウェア開発会社・企業の情報通信部門などがおもな勤務先です。実力をつけて独立する人もいます。

2.システムエンジニアの役割・資質とは?

システムエンジニアは、コンピュータを使って顧客の様々な要望を実現していきます。

コンピュータやプログラム言語に関する知識はもちろんのこと、顧客からの聞き取りや調査などを通じて問題点をつかみ、改善点を見出してわかりやすく相手に伝えられるコミュニケーション能力が基盤となる仕事です。また、プロジェクトの進行管理を任されるため、マネジメント能力も必要でしょう。

3.システムエンジニアになるためには?

システムエンジニアになるために、特に資格は必要ありません。仕事の領域も広がっているので、採用では文系・理系の区別や学歴も不問で募集が行われていることが多いです。とはいえ、コンピュータやプログラミングの知識を持っていた方が、システムを組み立てる際の選択肢が増え、よりすぐれたシステムを作ることができます。大学の情報工学や理工系学部、短大や専門学校で学んでおくとよいでしょう。

就職後、最初はプログラマーとして経験を積むことが多いようです。システムの種類や作り方など、得意とする分野を打ち立て、システムの開発に携わりながら能力を磨いていきます。その後はシステムエンジニアとして会社で活躍の幅を広げたり、別の会社に転職したりする道もあります。実力主義の世界なので、転職してより良い待遇を求める人も少なくありません。

実力をつけるために、「情報処理技術者試験」というシステムに関する知識と技術を証明できる国家資格を取得するなどしてスキルアップを図るとよいでしょう。

POINT

  • 顧客の要望を聞き、システム開発を行う
  • 大学などで情報処理技術を学び、システム開発会社に就職する
  • 取得すると有利な資格・免許あり

関連情報

●ソフトウェアは未来をつくる(電子情報技術産業協会)HP

高校生向けにソフトウェアとは何かや、ソフトウェアを作る仕事などを紹介

オススメの1冊

『プログラムはなぜ動くのか 第2版』

(矢沢久雄著/日経ソフトウエア)

プログラムが動く仕組みについてわかりやすく解説した1冊

情報処理技術者試験の他、民間の認定試験「ORACLE MASTER」、「MCP」なども有名な資格である

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