10-03.カラーコーディネーター

おしゃれに関わる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • 色彩に敏感な人
  • デザインの知識と技能に関心がある人
  • チームで仕事ができる人

1.カラーコーディネーターの仕事とは?

おもに製品や居住環境・商業施設などの環境を、専門的な知識と経験をもとに、その空間の使い道や目的に適した色彩になるようにアドバイスする仕事です。

また、企業のユニフォームやテレビ・雑誌に登場する芸能人の衣装・小物の色についてアドバイスするコンサルティングや、店舗の建築・インテリア、大きい規模では町全体の色彩計画、あらゆる商品やパッケージなどの色彩環境調査、商品開発まで仕事の内容は多岐にわたります。

最近では、色が人間に及ぼす心理的な作用も解明されつつあり、色によって心を落ち着かせ、精神的な治療を行うカラーセラピーなどにもその技能が求められています。

企業に所属して活動することが多いようですが、フリーランスとして複数の芸能人と契約し、衣装などに対してアドバイスするカラーコーディネーターもいます。女性に人気のある職業の1つです。

2.カラーコーディネーターの役割・資質とは?

日本ではカラーコーディネーターの技能だけで収入を得ることは難しく、他の技能とカラーコーディネーターの資格をあわせて仕事をすることが多いようです。

印刷や商品開発などのデザイナー・インテリア・建築、ネイルや美容などが活躍の場になります。色の技能を活かして、様々な活躍の場の価値を高めることのできる力が求められるといえます。

他業種の人と連携した仕事も多いので、チームで問題にあたる協調性や自分の考えをチームに広めるプレゼンテーション能力もあるとよいでしょう。

街中にあふれる色の意味合いや改善点・感覚的な快・不快などについて意識的に見ていくこともカラーコーディネーターの業務に活かされる重要な経験値になります。日常生活において色に敏感であることも、カラーコーディネーターに求められる姿勢といえるでしょう。

3.カラーコーディネーターになるためには?

カラーコーディネーターになるために、特に必要な資格はありませんが、色彩関連の資格を取得しておいた方がよいでしょう。文部科学省後援の公的資格である「色彩検定」をはじめとして、東京商工会議所が設けている「カラーコーディネーター検定」、全国美術デザイン専門学校教育振興会が設けている文部科学省後援の「色彩士検定」などが技能を保証する資格です。色彩の物理学・測色学・生理学・心理学・色彩計画などの知識が必要になります。

高校生の今からでも、日常生活の中で接する様々な色に対して敏感になり、その色が持つ意味や人に与える影響について考えてみるのもよいでしょう。

カラーコーディネーターになるためには、ファッション関係の商品企画部門や製品メーカーのデザイン部門の社員として働く方法が一般的です。ほとんどの場合、商品を企画した人もしくは商品のデザイナーがカラーコーディネーターを兼任することが多いようです。

近年は色彩が人に及ぼす生理的・心理的作用を使った医療系や美容系サービスを行う業種も増えており、カラーコーディネーターの技能を持つ人材が求められています。介護系や理・美容師などの資格も一緒に取得しておくと、仕事の選択の幅も広がるでしょう。特に色を使った医療面での技術は海外で発達しているので、外国で技能を磨くために留学をする人も多くいます。日本では発展途上にある分野なので、様々な方向に道が開けるかもしれません。

POINT

  • 製品や空間を構成する色についてアドバイスする
  • 最近では、医療分野でも必要とされている
  • 取得すると有利な資格・免許あり

関連情報

日本カラーコーディネーター協会 HP

色彩の基礎や日常生活ですぐ応用できる色のテクニックについて学べる講演・講座の開催情報が掲載されている

オススメの1冊

『カラーコーディネーターになろう』

(森内理子著・根元美奈監修/インデックスコミュニケーションズ)

色についての基礎知識からカラーコーディネーターの仕事内容・第一線で活躍する先輩の生の声・資格取得の方法と勉強のポイントまで満載

美観条例がある地域の店舗看板に使用される色彩の判断は、カラーコーディネーターの仕事である

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