11-01.アナウンサー

テレビやラジオで原稿を読み上げ、正確で聞き取りやすく情報を伝える仕事

メディアに関わる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • 話すことや伝えることが好きな人
  • 正確さや公平さにこだわれる人
  • 正しい言葉づかいに関心がある人

1.アナウンサーの仕事とは?

アナウンサーとは、テレビやラジオなどを通じて、視聴者へ様々な情報を伝える仕事です。

その領域は報道番組にとどまらず、情報番組やバラエティー番組、歌番組の司会・進行、現場でのリポート、ドラマやドキュメンタリーのナレーションなど、多岐にわたります。

報道番組であれば、取材記者が得た情報やニュース映像をもとに、決められた時間内でアナウンサーがニュース原稿にまとめます。次々に送られてくる情報に合わせて原稿を修正し、リハーサル後、本放送へと臨みます。

バラエティーや情報番組の場合は、台本に従ってわかりやすく、面白く内容を伝えられるように出演者やスタッフと共に番組を作り上げていきます。

スポーツ実況の場合は、あらかじめ決められた台本も原稿もありません。刻々と変化する様子を視聴者にわかりやすく、解説も交えながら正確に伝えます。その他、イベントや式典の司会進行を担当する場合もあります。

このようにアナウンサーの仕事は原稿を読み上げるだけでなく、場に応じた進行が求められる仕事も多く、普段からいかに様々な知識を吸収しているかが問われることになります。バリエーションに富んでいますが、どのような場合であっても仕事の基本姿勢は同じです。それは、いかなる場面や出来事、感情であっても情報として正確に伝えなければならないということです。

2.アナウンサーの役割・資質とは?

物事を正確に伝えることは、実際には非常に難しいものです。世の中には、同音異義語や似通った言葉、発音が難しい言葉や聞き慣れない固有名詞などがたくさんあります。それらをイントネーションや文脈をきちんと押さえて話し分けることにより誤解を招かないようなアナウンスが必要です。

また、視聴者や出演者、取材対象者の気分を害することのないように、言葉を吟味することも大切です。TPOに合わせて言葉を選べる常識を持ち合わせたうえで、語彙の豊富さや他人の気持ちへの細やかな配慮、状況を正確に言葉にできる豊かな表現力が問われます。

テレビやラジオなどのメディアは、多くの人が手軽に様々な情報に触れることのできる媒体です。それだけに、メディアの影響力は大変大きく、情報の伝え手であるアナウンサーは正確さと公平さが求められる責任の重い仕事といえます。

3.アナウンサーになるためには?

アナウンサーになるためには、全国各地にあるテレビやラジオの放送局へ入局するのが最も一般的な方法です。現在フリーで活躍している人も、放送局勤務を経て独立した人が多いのが現状です。

多くの放送局では、就職試験を受けるための条件として4年制大学の卒業を挙げています。また、就職試験では、「アナウンサー枠」と呼ばれるアナウンサー志望の学生だけを集めた選抜試験が実施されます。実技を伴うため、一語一語を正確に、滑らかに話すことができるように訓練しておきましょう。

放送局などが主催するアナウンサー講座なども開講されています。中には無料のセミナーもあるので、大学に入学したら各局のホームページなどをチェックし、積極的に参加するとよいでしょう。

大勢の視聴者に多様な情報を伝達する仕事ですので、各方面の幅広い知識と深い教養が求められます。また、メディアのあり方について大きな視点でとらえ、どのようなアナウンサーになりたいのかを考えることも必要でしょう。

POINT

  • テレビやラジオで必要な情報をわかりやすく正確に伝える
  • TPOに合わせて言葉を選べる常識が必要
  • テレビやラジオの放送局に入局するのが一般的

関連情報

TBSテレビ HP

アナウンサーの仕事や採用についての情報が掲載されている。他の各テレビ局・ラジオ局のホームページも参考になる

オススメの1冊

『プロアナウンサーの「伝える技術」』

(石川顕著/PHP新書)

実況アナウンサーとして経験を積んだ著者が、アナウンスのコツと技術を伝授

古典落語がとても勉強になる。豊かな表現力や知らない言葉、昔の風習を学べるので聴いてみよう!

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