11-02.新聞記者

社会の様々な出来事を取材し、紙面を通じて多くの人へ発信する仕事

メディアに関わる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • 自ら情報を収集し、誰かに伝えたい人
  • 正確さを追い求められる人
  • 物事の本質を見極めたい人

1.新聞記者の仕事とは?

新聞記者は、事件・事故・政治・経済から生活情報・エンターテイメント情報まで、世の中の様々な出来事を取材し、記事として広く世の中へ発信する仕事です。

新聞記者といっても色々な種類があります。中でも、現場を飛び回って情報を収集し、記事にする取材記者を思い浮かべるかもしれませんが、その記事に誤った情報や誤字・脱字がないかをチェックする校閲記者や、見出しをつける整理記者と呼ばれる人たちもいます。最近ではインターネット上で記事を配信する電子版の記者もいます。また、新聞に写真を掲載するのは写真部の記者の仕事です。

新聞記者が取材するテーマは、自分で問題を見つけてそれを追究する場合と、国会や警視庁などに設置された「記者クラブ」に常駐して発表・提供される情報を伝える場合があります。他にもライフサイエンス担当・スポーツ担当・文化欄担当など、大まかに振り分けられ、その分野に特化してニュースや出来事を紙面にしていきます。

新聞記者が記事を書く際に参考にするのは、官庁や関係機関が発表・提供する資料の他、記者自らが取材した当事者や周辺人物の発言、専門家の見解などです。それらをもとに、記事の内容が一方へ偏らないようにバランス良く記述し、客観性を保った記事へと仕上げます。完成した原稿はデスク(編集責任者)のチェックを受け、整理部で見出しがつけられます。その後、校閲部でチェックを受け、新聞に掲載されます。新聞は毎日締め切りがあるので、限られた時間の中で取材と執筆が行われています。

2.新聞記者の役割・資質とは?

第一に正確さが求められます。新聞での誤った報道は関係者や一般の読者に大きな影響を与えることになります。事実関係はもちろん、数字や読み方まで正確でなければなりません。情報の正しい把握と、その情報を徹底的に確認・点検する慎重さが求められます。

また、あらゆるものに対して問題意識を持つことも重要です。例えば、野菜の値段が上がっていることについて、流通・生産量・天候・燃料代・制度といったあらゆる側面から問題意識を持って調べ始めると、問題の核心が浮かび上がってくることもよくあります。こうした疑問を連続的かつ多面的に考えていくことのできる能力、さらにはそれを報道することで多くの人に知ってほしいという理想を持つ意欲が、新聞記者として不可欠です

3.新聞記者になるためには?

新聞記者になるためには、新聞社へ入社します。学部学科は問われませんが、ほとんどの新聞社では4年制大学の卒業が就職試験の条件としています。

大学進学の際、マスメディアやジャーナリズムなどに関する学科を選んだ場合は、新聞・テレビ・雑誌・インターネットなど、メディアを幅広く学ぶことができるため、メディアのとるべきスタンスや業界の現状・各紙の違いを把握できるという大きなメリットがあるでしょう。

現実的には、どの新聞社でも経済部・政治部・社会部・科学部といった各配属先がそれぞれ専門的な取材を行うため、何か1つの専門分野に精通している方が、正確でスピーディーな取材活動と記事の執筆につながります。

新聞記事では5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)が重要視されます。日頃から5W1Hを心がけた会話、文章づくりを行うと共に、これらを深く掘り下げる力を磨きましょう。

POINT

  • 配属先の専門分野を軸に取材テーマについて深く掘り下げる
  • 第一に正確さが求められる
  • 5W1Hを常に意識して活動する

関連情報

新聞記者の仕事(CareerGarden)HP

採用試験対策や仕事の内容などについて、体験談を交えながらわかりやすく解説している

オススメの1冊

『記者になりたい!』

(池上彰著/新潮文庫)

地方記者からスタートし、数々の事件・事故・災害を取材した経験を持つ著者の半生記

平均年収は新聞社によってまちまち。全国紙では地方支局への配属もある

メディアに関わる仕事がしたい一覧に戻る

PAGETOP