11-03.編集者

メディアに関わる仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • 雑誌や書籍が大好きな人
  • 好奇心が旺盛で、流行に敏感な人
  • 地道な作業を続けられる人

1.編集者の仕事とは?

雑誌や書籍の企画を立てて、ライター・デザイナー・カメラマン・印刷所など制作に携わるスタッフを取りまとめながら制作の進行を担う仕事です。

読者を惹きつける誌面や内容を考え、形にしていくことが最も重要な仕事になります。文芸作品の編集者なら、作家やライターからいかにクオリティの高い原稿をもらえるか、ファッション雑誌の編集者なら今後ブレイクしそうなファッション情報をつかみ、モデルやカメラマンにディレクションするなど、編集者の仕事は多岐にわたります。漫画本の編集者は、漫画家と一緒にストーリーを考えることもあります。

その他にも、企画のプレゼンテーションや、書店などへの営業活動などの仕事も多くあります。最近ではウェブマガジンなどリアルタイムで記事を制作する編集者も活躍しています。

2.編集者の役割・資質とは?

編集者は、雑誌や書籍制作全般の業務に携わります。スタッフそれぞれの進行を見渡せる視野の広さが求められます。その反面、いったん印刷されてしまえば修正ができないという媒体を扱っているため、1文字の間違いも許されません。情報が正確かを確かめる地道な仕事も必須です。細やかな仕事もこなせる資質が重要です。

企画を具体化するためには、様々なスタッフに企画意図からスケジュール・予算などを伝えながら仕事を進行していきます。コミュニケーション能力やチームを率いるリーダーシップも必要になるでしょう。

何より、雑誌や本が好きなことが編集者の資質といえるでしょう。雑誌・書籍という媒体で何かを表現することに喜びを感じる人がこの職業に向いているといえます。特に週刊誌などの編集者になると、締切間際には限られた時間で編集作業に追われます。体力に自信があり、締切というプレッシャーにも耐え抜く精神力の強い人により向いているでしょう。

3.編集者になるためには?

編集者になるために、特に必要な資格や免許はありません。大手出版社なら大学卒業以上の学力が必要とされるようですが、それ以外の出版社や編集プロダクションでは、専門学校やエディタースクールなどで編集の基礎知識を学ぶことで就職への道が開けるでしょう。また、学生時代に雑誌の編集部でアルバイトとして働き、そのまま編集者になる人もいます。

根強い人気がある職業の1つですが、著名人とつき合いながら大きな予算を動かして本を制作する編集者はひと握りです。デスクワークも多く、各業者の調整役として間に立つ非常に神経を使う仕事です。そんな中でも好奇心を失わず、自分の立てた企画の実現に向けて少しずつ努力を積み重ねていける忍耐強さも必要です。

また、企画を考案する際には新たな才能を発掘することも大切です。書籍や雑誌・映画や音楽など、あらゆる流行にアンテナを張り、自分の感性を磨いておきましょう。人と話しながら新しい企画が生まれることもあります。人と会い、会話をすることを好む社交的な人柄も望まれる資質といえるでしょう。優秀な編集者は、人間的にも魅力的な人が多いようです。

編集者としてキャリアを積むと、出版社では実務の責任者(デスク)や編集部を統括する編集長の地位に就いて働くことになります。フリーランスの編集者として、自分の得意分野の媒体で活躍する人も多くいます。

POINT

  • 雑誌や書籍の制作についてスタッフを取りまとめながら行う
  • 自分の立てた企画の実現に向けた地道な努力が必要

関連情報

日本編集制作協会HP

編集者の求人情報をはじめ、編集者の技能を基礎から学べる講座の開講情報も掲載している

オススメの1冊

『働く、編集者――これで御代をいただきます。』

(加藤晴之著/宣伝会議)

駆け出し編集者から編集長クラスまでがQ&A方式で質問に答える。編集者を志す人にとっては、プロの編集という仕事が具体的にわかる1冊

大手出版社では、実務的な編集作業は少なく、どちらかというと制作進行に近い業務が多い

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