12-11.声優

アニメ・洋画・海外ドラマなど様々な作品で「声を演じる」仕事

個性や特技を活かした仕事がしたい

こんな人に
オススメ!
  • アニメーションや映画が好きな人
  • 演じることや表現することが好きな人
  • 声に自信がある人

1.声優の仕事とは?

声優とは、アニメーションや映画などの登場人物の動きに合わせてセリフを発する、声担当の俳優のことです。

声優が担当するのは、テレビや劇場で公開されるアニメーション以外にも、洋画や海外ドラマの吹き替え、家庭用ゲームのキャラクターなどがあります。洋画や海外ドラマの場合は、オリジナルの映像を見ながら、登場人物の口の動きに合わせて声をあてはめていきます。アニメーションの場合は映像を見ながらセリフを発する場合もありますが、映像が完成していない段階の台本だけでセリフを発し、そのセリフにキャラクターの動きを合わせる場合もあります。

セリフの録音はスタジオ内で行われます。同じ日に出演者がそろって大人数で収録することもあれば、少人数ずつ別々に収録する場合、1人ひとり別の日に収録する場合など、ケースバイケースです。大人数で収録する際は何本かマイクが設置され、例えば登場人物が画面右側から出てくるなら右のマイク、中央にいるならセンターのマイクというように、登場人物の動きによってどのマイクに声を入れるのかをとっさに判断して、声の方向や息づかいまで合わせて自然な形で録音されるようにします。これらは「アフレコ(アフターレコーディング)」と呼ばれる声優のメイン業務です。

声優にはアフレコ以外にナレーションの仕事もあります。バラエティー番組・ドキュメンタリー番組・CMなど、内容によって声のトーンやスピードを変え、内容と声とが不自然にならないように配慮することが大切です。他にも歌手活動をする人、劇団の舞台で活躍する人、映画やドラマに出演する人など、声優以外の活動も精力的に行う人が多いのが特徴です。

2.声優の役割・資質とは?

声優は、もともと舞台俳優などが副業的に携わることが多い仕事でした。声優は、身ぶり手ぶりといったアクションではなく、声だけで演技しなければなりません。そのため豊かな表現力が必要とされることから、舞台俳優が活躍することの多い業界となりました。それは今でも変わりません。声だけで豊かな表現力のある演技ができる人、発声や演技といった芝居の基礎がしっかりできている人が求められています。

また、1つの作品を作り上げるために大勢の人が関わります。声優もそのチームの一員として、台本を読み込み、与えられた役柄について考え、研究するなど責任をもって仕事にあたることが重要です。

3.声優になるためには?

声優の仕事は、オーディションを受け、自らの実力でつかみとるしかありません。オーディションの情報は、オーディション専門誌や声優の所属する各プロダクションのホームページで確認できますが、一般人がいきなり出演を約束されるようなケースはめったにありません。まずはプロダクションに入るためのオーディションを受け、採用されたら系列の養成所に入る方法がほとんどです。そこで数年間、発声や表現法を含む演劇の基礎を徹底的に学びましょう。

また、専門学校へ進む道もあります。卒業時には就職活動の一環として、プロダクションへ登録するためのオーディションを斡旋してくれる場合もあります。ただし、養成所とは異なり、プロダクションと直接関連していないことも多く、オーディション後に養成所へ入り直すケースもあります。

いずれにしても、芸術的な感性が必要とされる仕事です。芝居の基礎を固める傍ら、演劇・音楽・文学・美術など、様々な芸術に積極的に触れるとよいでしょう。

POINT

  • アニメ・映画・海外ドラマなど様々なシーンを声で演技する
  • オーディションを受け、実力で仕事を得る

関連情報

岩男潤子オフィシャルウェブサイト HP

歌手やナレーターなど幅広く活躍する人気声優の公式サイト(次ページにインタビュー記事あり)。ブログやTwitterなどから人気声優の日々の活動を知ることができる

オススメの1冊

『声優になる!最強トレーニングブック基礎編』

(松濤アクターズギムナジウム監修/雷鳥社)

有名声優を次々と輩出するアクターズスクールの本。レッスンプログラムを豊富に掲載している

俳優への弟子入りから声優になった人もいる。ベテランの技を見て、聞いて盗む“たたき上げ”ルートである

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