12-57.版画家

個性や特技を活かした仕事がしたい

版画は、彫刻や細工を施した版を作り、紙にインクなどを転写あるいは透写して絵画を複製するものです。その技法は様々で、銅板をコーティングしてニードル(針)を用いて描画し、その銅版を酸に浸して腐食させる「エッチング」、インクが孔を通すところと通さないところを作って製版する「シルクスクリーン」、木の版を彫り込む「木版画」、油が水をはじく性質を利用した「リトグラフ・石版画」などがあります。それぞれの版画家は芸術性を意識した作品づくりに取り組みます。

版画家になるためには、美術系の大学や専門学校で版画の技法を学ぶのが一般的ですが、それだけでプロの版画家として生計を立てることができるわけではありません。版画家としての活動以外にも版画教室を開いている人や、学校の美術教師、美術系の大学や専門学校で講師をする人が多いです。

日本には浮世絵という多色刷りの木版画の技法を用いた版画の伝統があります。近年はその再興に向けて制作に携わる人が増えており、海外での評価も高い日本の芸術分野の1つになっています。

POINT

  • 様々な版画技法で作品を制作する
  • 版画家だけで生活できる人はごくわずか
  • 最近は浮世絵の制作に携わる人が増えている

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