公認会計士

法律に関する仕事

企業の会計が適切に保たれているかチェックする

■会計士ってなに? 一言で言うと「監査及び会計の専門家」

主な仕事は三つに分けられます。

・監査
株式会社の「会計監査」(株式会社がその年の収入や支出に関する書類を公表するときに、その書類にまちがいがないかを調べること)を担い、企業による内部統制報告書の内容が適正かどうかを確認し、信頼性を保証する。「独占業務」なので公認会計士しかできない。

・税務
税金に関する申告書類の作成や税務相談。

・コンサルティング
経営に関する問題についての助言・相談。

■主な職場は?

監査法人、会計事務所、企業や地方公共団体の経営企画部門や財務・経理部門、独立。

■どんな役割?

企業が制作した決算書に嘘や偽りがあった場合、間違った情報が債権者や投資家に伝わってしまいます。株主は嘘の決算書を信じて投資を行うことになるほか、粉飾決算が発覚すると株価は大暴落し、株主の資産は激減します。粉飾決算を行った企業の関連企業や取引先にとっても大きな損失につながり、社会的混乱を引き起こすことになります。企業の経営状態を第三者の立場からチェックすることで、企業の信頼性が担保されることになります。

■どんな人が向いている?

・情報処理能力が高いこと
単に数字に強ければ良いというわけではなく、その数字からさまざまな情報を読み取り、分析する能力が求められます。的確に情報を取捨選択して問題を解決に導く処理能力が求められます。

・正義感が強い人
企業の財務書類をチェックするのが仕事なので、間違いがあった場合はきちんと指摘しなければいけません。「これくらいいいか」と目をつぶるのはご法度です。正義感が強く、毅然とした人が向いています。

・コミュニケーション能力がある人
公認会計士は、企業の経営者や経理担当者ともやりとりする必要が出てきます。コンサルをする上でも、どんな相手に対してもコミュニケーションをとれる能力が必要とされます。

■どうすればなれるの?

  • 1.大学・短大・専門学校

  • 2.国家試験

  • 3.採用試験 (監査法人など)

  • 4.公認会計士

短答式試験(1次試験)に合格して、論文式試験(2次試験)に合格すると、「公認会計士補」となります。この段階で、監査法人への就職活動ができるようになります。監査法人に就職したら、監査業務などの実務を積みつつ3次試験に向けて休日は補講を受けます。単位を取得して、入所からおよそ2年半後に3次試験を受けます。合格すれば「公認会計士」として登録されます。

公認会計士の資格条件として、2年以上の業務補助と3年間実務補習所での学習が必要ですが、学生のうちに公認会計士試験に合格しておけば、その後の公認会計士への道は一気に短縮することができます。

■キャリアプランは?

①監査法人で働く
スタッフ → シニアスタッフ → マネージャー → シニアマネージャー → パートナーと進む。
②経営コンサルタント
監査法人で経験を積んだ後のキャリアとして人気がある。クライアントがビジネス上で抱える課題に対して、専門知識を用いて解決策を提案し実行する。
③企業の経理・財務・経営企画
監査法人で経験を積んだ後のキャリアとして人気がある。大企業ならではの安定性が魅力。
④独立開業
監査法人で経験を積んだ後の王道キャリア。
⑤ベンチャー企業CFO(最高財務責任者)
最近の人気のキャリアパス。大企業ほど安定性はないが、担当する業務の幅も広く、責任も大きいのでやりがいがある。

■Q&A

Q:公認会計士はお給料も高い分、忙しいイメージがあるよ。ワークライフバランスはどうなの?

A:企業の決算発表と連動して、特に本決算の多い3月末からはとても忙しくなるよ。でも決算がひと段落した時期に長期休暇をとって海外に行く人も多いよ。オンとオフがはっきりしているからワークライフバランスがとれた職業と言えるよ。

Q:気になるお給料は?

A:厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査」によると、公認会計士の平均年収は約1000万円。初年度の年収も500〜600万と言われているから高給取りと言えるよ。

Q:税理士とのちがいは?

A:会計士は税理士登録をすることが可能で、登録さえすれば税理士や行政書士としてその独占業務も行うことができるんだ。

POINT

  • 企業の財政状況を監査する。
  • 学生のうちに公認会計士試験に合格すれば、公認会計士への道を一気に短縮できる。
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実施要項

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